CCCはBoot Campパーティションの内容をバックアップできますが、パーティションの起動可能なクローンを作成することはできません。Boot Campパーティションにあるユーザデータをバックアップすることが目的であるなら、CCCはそのニーズを満たすことができます。もし、Boot Campパーティションを新しいハードドライブに移行することが目的である場合、別の選択肢を考える必要があります。WinClone、またはBoot Campから移行する方法を提供する仮想化ソフトウェアなどはその例です。CCCはWindowsのシステムファイルまたはアプリケーションのバックアッまたは復元を処理できるようにデザインされていません。
Yosemite: Windowsのシステムファイルのコピーを回避
WindowsのシステムファイルがNTFSボリュームでアクセスされた時にmacOSがクラッシュするという報告を受けました。この問題に遭遇した場合は、Windowsのシステムファイルをバックアップタスクから除外してください:
- CCCを開き、関連するバックアップタスクを選択します
- ソースセレクタの下のポップアップメニューから選択したファイル…を選びます
- 表示されたファイルリストからWINDOWSと プログラムファイルを除外します
- “保存”ボタンをクリックするか、CCCのファイル メニューから保存を選択してください
“CCCはmacOSとWindowsの両方のパーティションを同時にクローンしますか。”
いいえ。CCCは1度に1つのボリュームのみをコピーします。そして、CCCはコピー先ディスクのパーティションを変更しません。新しいディスクに何かを復元する前にカスタムパーティションを適用する必要があります。
“大きなディスクに移行するつもりですが、CCCはWindowsボリュームにも対応しますか。”
いいえ。CCCはWindowsボリュームの起動可能なバックアップを作成しません。”
“CCCはParallelsまたはVMWareの仮想マシーンのコンテナをコピーしますか。”
もちろん! CCCにとってはこれらは普通のファイルですので、問題なくコピーします。これらのファイルはかなり大きなものですので、これらのファイルが使用される時、またはVMコンテナファイルのアップデートされたコピーを収容するだけの十分な空き容量がコピー先ボリュームにない場合、問題が起きることがあります。ご注意ください。ドキュメントの以下の3つのセクションでこの件について説明します:
コンピュータを使用しながらバックアップを実行することはできますか。 開いているファイルがある場合、それらはバックアップされますか。
“コピー先にソースのデータを収容できるぴったりの空き容量があるのに、CCCがバックアップタスクを完了しないのはなぜですか。”
プリフライトおよびポストフライトシェルスクリプトの例 (例:自動的にParallelsを中断する方法)