データのみのバックアップはお使いのすべてのデータ、設定、およびアプリケーションの完全なバックアップです
場合によっては、CCCはmacOSの起動ディスクのデータのみのバックアップを作成します。AppleがmacOS Catalinaで導入したAPFSのボリュームグループについて馴染みがない場合には、以下から詳細をご覧ください:
データのみのバックアップを作成するために、CCCはそのAPFSボリュームグループ内のDataボリューム全体をコピーします。システムボリューム(その中にはmacOSインストーラによってインストールされた約15GBのみの読み出し専用のシステムファイルが含まれています)、はコピーされません。データのみのバックアップは起動可能ではありませんが、そこにmacOSをインストールすることで、バックアップを起動可能にできます。または、データのみのバックアップをソースとして移行アシスタントに使用できます。
データのみのバックアップを作成するには
場合によっては、CCCはタスクを自動的にデータのみのバックアップに設定することがあります。以下のステップを実行すると、データのみのバックアップを手動で設定することができます。
- 最終的にバックアップを起動可能にしたい場合は、 ディスクユーティリティでコピー先ボリュームをAPFSとして消去してください
- CCCのツールバーから サイドバーを表示のボタンをクリックします
- CCCのサイドバーからソースセレクタにMacintosh HD - Data ボリュームをドラッグします
- コピー先セレクタをクリックして、コピー先を選択してください
macOSをデータのみのバックアップにインストールするには
データのみのバックアップが非暗号されたAPFSボリュームにある場合、macOSをバックアップディスクにインストールすることで起動可能にできます。
Intelプロセッサ搭載Mac
- macOSインストーラをダウンロードして開きます: [Catalina] [Big Sur]
- ディスクを選択するように促されたら、 すべてのディスクを表示… をクリックして、お使いのバックアップディスクを選択してください
- 続けて、macOSをバックアップディスクにインストールしてください
AppleシリコンMac
- Macをシステム終了してから、起動オプションが読み込まれるまで、パワーボタンを押したままにします
- “オプション”ボタンをクリック後、“続ける”をクリックしてください
- Recoveryが読み込まれたたら、“macOS Big Surを再インストール”のオプションを選択します
- 続けて、macOSをバックアップディスクにインストールしてください
移行アシスタントを使ってCCCのバックアップからデータを移行するには
データをCCCのバックアップからmacOSのクリーンなインストールに移行するには、移行アシスタントを利用できます。例えば、起動ディスクが壊れている、または置き換えるのが難しい場合、以下のステップに従ってmacOSを再インストールして、データを復元できます:
- “Command+R”を押したまま(Intel Macの場合) 、またはパワーボタンを押し続け (AppleシリコンMacの場合)て、Macを リカバリーモードに起動してください
- ディスクユーティリティを使って、Macの (新しい) 内部ディスクをAPFS として消去します (詳しい方法は この Kbase 記事を参照してください)
- ディスクユーティリティを終了します
- macOSを再インストール のオプションを選択し、macOSを新しいディスクにインストールします
- macOSが新しいディスクで最初に起動する際、データを移行するか確認されますので、移行することを承認してください
- 移行のソースを選択するよう促されたら、CCCのデータのみのバックアップボリュームを選択してください